FiiO M11/M11ProがGoogle Playに対応?!

なんということでしょう。

FiiO M11/M11 ProではFiiOの公式ページ上のサポートページにあるパッチを導入することで、

公式にGoogle Play storeを利用できるようになりました!

念のため、導入の方法と注意点を備忘として解説します。

 

導入の方法

  • !注意!···今回のアップデートは端末を工場出荷状態にリセットしない限り不可逆です。一度インストールしたGoogle Play storeをアンインストールすることはできません

先ほどのリンクの一番下の🔽項目「Google Playのインストール方法ならびにデバイスの登録方法」を展開します。

  • !注意!···今回のパッチによるアップデートはファームウェアアップデートではありません。その項目を探しても出てきません。

Google_Play_Update.zipをダウンロードし、M11(Pro)内に保存します。

③アプリのシステムアップデートを開き、ローカルから先ほどのzipファイルを選択してください。

④アップデートが完了すると、ホーム画面にGoogle Play storeがインストールされています。

 

端末の登録とは?登録は必要?

M11(Pro)はGoogleにより互換性を承認されていません(CTS認証を受けていない状態)。

一方でカスタムAndroidを搭載しているため、Android IDを端末登録ページに入力すればGoogleホワイトリストに追加してもらうことができます。

そのためにはまず固有のAndroid IDを入手しなくてはいけません。

 

Android IDの確認方法

方法A:adbコマンドを使用する
  • !注意!···開発者向けの手順を伴います。AndroidSDKがインストールされたPCが必要です。

正直、オススメしません。開発者の方かよほど潔癖性の方のみ行ってください。

ADBコマンドで

settings get secure android_id

と入力してください。

方法B:サードパーティー製のアプリを使用する

Google Play storeで「Android ID」と調べれば様々なアプリがヒットします。信頼できればどれでも構いませんが、日本の正規輸入代理店さまはEvoziのアプリを紹介なさっていますので、一番無難でしょう。

アプリをインストールし起動すればすぐにAndroid IDは見つけられると思います。

0~9とA~Fまでの16桁の文字列です。

 

端末の登録方法

さきほどの端末登録ページに上で得た16桁を入力してください。

 

以上でGoogle Play storeの導入および端末の登録は完了です。

 

今回のアップデートでGoogle Play storeは導入されたものの、Google Play storeで入手できるアプリとの互換を保証したものではないそうです。

そもそもGPSを持たない端末なのでそのまま使用できるアプリは制限されそうですね。(これに関しては後程記事を書く予定です。)

今回のアップデートで重大な問題が発生しなかった場合、次回以降のファームウェアアップデートで実装されるようなので、それを待つのもありかもしれません。

 

それにしても、Google Play storeを介さないNeutron Music Playerの導入の記事の需要が下がっちゃうなぁ。なんて。